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堂安律にかかる期待は? ファンによる初代コパ・トロフィー受賞者予想

バロンドールを主催するフランスのフットボール誌『フランス・フットボール』は現地時間9日、21歳以下を対象とした新設タイトル『コパ・トロフィー』の受賞者候補10名を発表。日本代表MF堂安律がノミネートされたことにより、日本国内で一気に注目を集めている。『フランス・フットボール』はサイト内でファンに対して受賞者予想の投票フォームを設けているが、これまでのところ約90000票が寄せられている。そこで今回は現時点で票が入っている選手について順番に振り返る。


5位タイ:ジャスティン・クライファート

年齢:19
国籍:オランダ、スリナム
所属クラブ:ローマ
獲得タイトル:なし
得票率:1%

今夏にオランダの強豪・アヤックスからローマに加入したクライファートは、かつてアヤックスやバルセロナで数多くのタイトルを獲得したパトリック・クライファートの息子である。ただ息子はローマ加入後、熾烈(しれつ)なポジション争いを強いられており、ここリーグ戦3試合連続で出場機会が訪れていない。


5位タイ:フセム・アワール

年齢:20
国籍:フランス、アルジェリア
所属クラブ:リヨン
獲得タイトル:なし
得票率:1%

将来有望株の育成に定評のあるリヨンの下部組織出身であるアワールは2016/176シーズンよりトップチーム昇格を果たすと、昨季は中盤センターのポジションにおける主力として公式戦44試合に出場。今季も主力という立ち位置は変わっておらず、今後ビッグクラブが関心を寄せる逸材となるだけの素質を兼ね備えているようだ。


5位タイ:堂安律

年齢:20
国籍:日本
所属クラブ:フローニンゲン
獲得タイトル:なし
得票率:1%

ガンバ大阪から昨年8月にフローニンゲンへ加入した堂安は加入1年目に公式戦で2桁ゴールを記録。ファン投票によって決められるクラブ内のシーズンMVPに選出されるなど得意のドリブルや決定力をいかんなく発揮した成果が早くも現れている。ただ今季は9試合でわずか1ゴールにとどまっており、チームも低迷している。


3位タイ:トレント・アレクサンダー=アーノルド

年齢:19
国籍:イングランド
所属クラブ:リバプール
獲得タイトル:なし
得票率:3%

6歳からリバプールのアカデミーで過ごし頭角を現し、2016/17シーズンにユルゲン・クロップ監督からサイドバックで先発起用されると、昨季はチームのチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に大きく貢献。さらに今夏に行われたワールドカップ・ロシア大会ではイングランド代表として大舞台を経験。今季は悲願のCL優勝へ向けてチームにとって大きな戦力となるだろう。


3位タイ:ジャンルイジ・ドンナルンマ

年齢:19
国籍:イタリア
所属クラブ:ミラン
獲得タイトル:なし
得票率:3%

代理人を務めるミノ・ライオラ氏とクラブのやり取りを巡って昨夏にひと悶着したこともあり、昨季は終始低調なパフォーマンスに終わっている。ただそれでもイタリア代表ではPSGのGKジャンルイジ・ブッフォンの後を継ぐ守護神として周囲から大きな期待をかけられている。


2位:キリアン・ムバッペ

年齢:19
国籍:フランス、カメルーン
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
獲得タイトル:ワールドカップ・ロシア大会、リーグアン(2016/17、2017/18)、クープ・ドゥ・ラ・リーグ(2017/18)、クープ・ドゥ・フランス(2017/18)
得票率:10%

ワールドカップ・ロシア大会でのパフォーマンスから多くのファンや識者から「将来のバロンドーラー」と呼び名の高いムバッペは、19歳にしてフランス代表の一員としてW杯制覇という偉業を成し遂げている。またPSGでは今季から背番号を「7」に変更し、持ち前の決定力を爆発させている。


1位:パトリック・クトローネ

年齢:20
国籍:イタリア
所属クラブ:ミラン
獲得タイトル:なし
得票率:80%

幼少期からミランの下部組織でゴールを量産していたクトローネは昨季、チーム状態が思わしくない中でもリーグ戦で2桁得点を記録するなど自身の能力をいかんなく発揮している。20歳の選手としてはかつてミランに在籍していたFWアレシャンドレ・パトに匹敵するほどのゴールを決めるペースを持っているとして話題になっている。