
ジョゼ・モウリーニョ監督 写真提供:Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が解任報道で過熱するメディアに苦言を呈した。6日、英メディア『BT Sports』が伝えている。
ユナイテッドはプレミアリーグ第8節でニューカッスルと対戦。開始10分で2点を先行される苦しいスタートを切ったユナイテッドだったが、70分にファン・マタが反撃の狼煙となるFK弾を決めると、76分にアントニー・マルシャルが同点ゴールを叩き込んで一気に流れを引き寄せ、最後は90分に途中出場のアレクシス・サンチェスが頭でねじ込んで逆転に成功した。
モウリーニョは試合後「とくにファンは素晴らしかった。前半終了後の負けているなかで彼らはクラブの名前を歌っていたんだ。勝つことが重要だと知りながらあれだけの声援を送ってくれることに驚いたよ。あれこそがクラブ愛であり、我々、マンチェスター・ユナイテッドがメガクラブである証拠だ。本当に感謝したい」とファンに感謝の言葉を述べた。
今回の勝利で、一部メディアで噂されていた即時解任は免れたモウリーニョは「ある程度の批判はこれまでも受けてきたし、私はむしろそれを愛してさえもいる。ただ、最近の批判はあまりに度が過ぎている」とコメント。さらに「例えば、明日、私がロンドンに行って、雨が降れば、それは私の責任だ。もし、Brexit(英国のEU脱退を意味する造語)の同意を得るのに問題があれば、それも私の責任だ。こんな感じで、私はあらゆることに準備しなくてはいけなくなっている」と過熱するメディアに苦言を呈した。
現在のメディアの報道に対して言及したモウリーニョ。果たしてこの苦境を乗り越えることはできるだろうか。
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