ニースはイタリア代表FWマリオ・バロテッリに対してコンディション管理不足による罰金処分を科すようだ。現地時間14日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを報じている。
今夏に自身の去就で騒がれたものの最終的にはニース残留を決断したバロテッリは、9月上旬に行われたUEFAネーションズリーグ第1節・ポーランド戦で先発出場を果たしたものの、低調なパフォーマンスに終わり、チームも1-1のドローに終わっていた。 そして第2節・ポルトガル戦ではベンチ入りすらすることができず、スタンドからの観戦を強いられていた。
そのバロテッリはイタリア代表への合流前、ニースへの他のチームメイトよりも2週間遅く合流した際に、体重の大幅増加という形で自身のコンディション管理不足を露呈しており、パトリック・ビエラ監督から厳しい指摘を受けている。
そしてニースのジャン=ピエール・リヴェール会長もクラブとして処分するかどうか考慮していたものの、リーグ戦再開を迎えるこのタイミングで、同選手を特別扱いすることはないとして罰金処分を決断したものとみられる。
クラブ首脳陣が以前、同選手の働きに期待を寄せるコメントを残していたものの、今回の件で見事に裏切られる形となった。これにより、バロテッリは再び厳しい立場に置かれることとなりそうだ。
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