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ローマの点取り屋ジェコ、クラブが2021年までの契約延長の用意か

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがクラブとの契約延長に近付いているようだ。現地時間12日、イタリアメディア『calciomercato.com』がこれを伝えている。

 同選手は2015年夏にマンチェスター・シティからローマに加入すると、1年目こそイタリアサッカーの適応に苦しんだものの、2年目以降はストライカーとしての本来のパフォーマンスを発揮。昨季は24ゴールをマークしている。

 そのジェコに対してローマは2021年までの契約延長を用意している模様。ただ年俸に関しては現行の450万ユーロ(約5億8000万円)から400万ユーロ(約5億2000万円)に引き下げられるものとみられる。

 それでもクラブはジェコがボスニア語、チェコ語、ドイツ語、英語、イタリア語と5か国語を話すことができる点を高く評価しているとともに、同選手が今週はじめに3年在学したサラエボ大学でのスポーツマネジメントの専攻を終了し卒業したことから、フランチェスコ・トッティのような幹部候補として現役引退後もクラブに留まる可能性があるようだ。

 なおジェコを巡っては、ボスニア・ヘルツェゴビナのサッカー連盟も幹部として迎え入れる用意を整えていると伝えられている。現役引退後のキャリアも安泰とみられるジェコが今シーズンどれだけ結果を残すのか注目したいところだ。