
レガ・セリエAはフィオレンティーナに対してキャプテンマークに関する問題で例外を認めたことを公式発表した。現地時間12日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
セリエAでは今季より各クラブが試合で着用するキャプテンマークを白色と青色でデザインされ、レガ・セリエAのロゴマークの横に「CAPITANO」と書かれたものに統一されている。
またこの統一されたデザイン以外のキャプテンマークを着用した場合には、罰金をはじめとする処分を課す方針も示しており、個性的なキャプテンマークの着用が認められていない。
ただフィオレンティーナは今年3月に急死したDFダビデ・アストーリとともに戦う意味を込めて、同選手の名前が入ったキャプテンマークを着用。規定違反に伴う罰金処分を受ける可能性が伝えられている中、現在主将を務めるDFヘルマン・ペセジャをはじめ、フィオレンティーナの選手たちは何度も処分を受けてもアストーリの名前が入ったキャプテンマークを着用する意思を示しており、同クラブ会長もこの件に関してレガ・セリエAとの交渉を行っていた模様。
その結果、レガ・セリエAはフィオレンティーナのキャプテンマークに関して特例を認める決断を下したようだ。
なおこのキャプテンマーク統一問題については、開幕節でローマのイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシやアタランタのFWアレハンドロ・ゴメスがこの新規定への“抗議”の意思を示す形で昨季までと同様に個性的なキャプテンマークを着用するなど、各クラブで反発の声が強まっている。
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— ACF Fiorentina (@acffiorentina) 2018年9月12日
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