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企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【欧州その他編】

弊サイトでは先週に『企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【ブンデスリーガ編】』、『企業が命名権を持つ世界各国のスタジアム【プレミア・リーグアン編】』を紹介した。今回はその他の欧州圏内のクラブが保有する企業が命名権を持っているスタジアムをご紹介する。


アリアンツ・スタジアム

使用クラブ:ユベントス
命名権取得企業名:アリアンツ
分野:保険・金融関連

2011年にイタリア国内初のクラブ保有スタジアムとして完成したユベントス・スタジアムは、今季からミュンヘンに本社を構えるアリアンツが命名権を取得している。


ワンダ・メトロポリターノ

使用クラブ:アトレティコ・マドリード
命名権取得企業名:大連万達グループ
分野:不動産関連

1994年に完成しマドリード市が所有していたエスタディオ・オリンピコ・デ・マドリードは、2011年から規模拡大の改修工事が行われ2017年9月にアトレティコ・マドリードの本拠地としてこけら落としされている。


フィリップス・スタディオン

使用クラブ:PSV
命名権取得企業名:フィリップス
分野:電機メーカー

フィリップス・スタディオンは、オランダ、アイントホーフェンにあるサッカースタジアム。収容人数は36500人。名前の通りオランダの大手電機メーカーフィリップス持ちのスタジアムであり、事実上フィリップスが所有するPSVアイントホーフェンのホームスタジアムである。


ガスプロム・アリーナ

使用クラブ:ゼニト・サンクトペテルブルク
命名権取得企業名:ガスプロム
分野:天然ガス

ゼニト・サンクトペテルブルクがホームスタジアムとしてきたペトロフスキ・スタジアムに代わる新スタジアムとして、建設されることとなり、設計は日本の建築家である黒川紀章が担当している。外観は黒川が設計した豊田スタジアムとそっくりで、スタンド規模はこちらの方が一回り大きい。


VEBアレナ

使用クラブ:CSKAモスクワ
命名権取得企業名:VEB
分野:銀行

VEBアレナは、ロシアのモスクワにあるサッカースタジアムである。グリゴリー・フェドートフの名を冠したCSKAモスクワの旧スタジアムの跡地に新しく建設され、2016年に開場した。CSKAモスクワがホームスタジアムとして使用する。2017年2月にVEBが命名権を取得し、VEBアレナと呼ばれる。


ボーダフォン・アリーナ

使用クラブ:ベシクタシュ
命名権取得企業名:ボーダフォン
分野:情報・通信業

ボーダフォン・アリーナは、トルコ・イスタンブールにある全個席の多目的スタジアム。ベシクタシュJKのホームスタジアムとして使用予定であり、それまでのホームスタジアムであったイニョニュ・スタジアムを解体・建て替えた。


チュルク・テレコム・アレナ

使用クラブ:ガラタサライ
命名権取得企業名:チュルク・テレコム
分野:通信会社

チュルク・テレコム・アレナはトルコのイスタンブールにある多目的スタジアムである。ガラタサライSKのホームスタジアムとして使用されている。