イタリア代表の点取り屋不足は以前から指摘されているが、その問題がデータにも表れているようだ。現地時間8日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。
イタリアは現地時間7日にUEFAネーションズリーグ第1節・ポーランド戦に臨み、MFジョルジーニョがPKでゴールを決めたものの1-1のドローで終えている。
この試合結果により、同国代表は2017年6月からの公式戦から得点を決めた9試合で14ゴールを決めているものの、異なる12選手がネットを揺らしている。また2017年6月以降での試合における複数得点者はナポリのFWロレンツォ・インシーニェ、トリノのFWアンドレア・ベロッティのみとなっており、前線の得点力不足が浮き彫りとなっている。
さらにここ1年間で複数得点を挙げた試合はわずか2試合にとどまっており、この問題に対してロベルト・マンチーニ監督がどのような手を打つのか今後注目が集まる。なお2017年6月以降のイタリア代表公式戦での得点者は以下の通りとなっている。
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2017年6月以降のイタリア代表公式戦での得点者
・2017年6月 ワールドカップ・ロシア大会欧州予選 対リヒテンシュタイン戦
:アンドレア・ベロッティ、ロレンツォ・インシーニェ、エデル、フェデリコ・ベルナルデスキ、マノロ・ガッビアディーニ(5-0)
・2017年9月 ワールドカップ・ロシア大会欧州予選 対イスラエル:チーロ・インモビーレ(1-0)
・2017年10月 ワールドカップ・ロシア大会欧州予選 対マケドニア:ジョルジョ・キエッリーニ(1-1)
・2017年10月 ワールドカップ・ロシア大会欧州予選 対アルバニア:アントニオ・カンドレーバ(1-0)
・2018年3月 国際親善試合 対イングランド戦:ロレンツォ・インシーニェ(1-1)
・2018年5月 国際親善試合 対サウジアラビア戦:マリオ・バロテッリ、アンドレア・ベロッティ(2-1)
・2018年6月 国際親善試合 対フランス戦:レオナルド・ボヌッチ(1-3)
・2018年3月 国際親善試合 対オランダ戦:シモーネ・ザザ(1-1)
・2018年9月 UEFAネーションズリーグ第1節 対ポーランド戦:ジョルジーニョ(1-1)
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