デンマークサッカー協会(DBU)がフットサルの選手を招集するという前代未聞の事態に陥っている。英紙『スカイスポーツ』が報じた。
デンマークサッカー協会は選手会と個人スポンサー等の利権関係を巡って対立。未だに条件面で合意していないため、選手たちは代表でのプレーが出来ない状況になっている。また、デンマークの1部と2部リーグのクラブは選手会を擁護しており、所属選手の代表招集を拒否する事態に。これによりDBUは3部と4部のクラブからしか代表のメンバーに招集できず、2016年フットサルワールドカップに出場した4人のフットサル選手も招集された。
この事態にトッテナム・ホットスパーのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは「この問題は早く解決しなければならない。古い契約で1カ月間更新すれば、僕らは試合に出場することができる。だけど、直近の2試合を終えてからでも今後の契約について議論することはできると思っている」とコメント。また「僕らはデンマークの代表チームを愛している。お金のために代表でプレーしているわけじゃない。このユニフォームを着てプレーすることは誇らしいことなんだ」と代表チームでのプレーを待ち望んだ。
デンマーク代表は主力を欠いたまま、スロバキア戦を戦い、UEFAネーションズリーグではウェールズ代表と対戦する。
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