ミランは日本時間26日未明に行われたセリエA第2節・ナポリ戦で2-3と敗れたことにより、アントニオ・コンテ前チェルシー監督の招聘(しょうへい)の可能性が再燃しているようだ。日本時間27日、イタリアメディア『カルチョメルカート.com』がこれを伝えている。
ミランは今夏、オーナーがヨンホン・リー氏による中国資本からからアメリカの大手ヘッジファンド「エリオット・マネジメント」に交代しており、マッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)の退団、インテルとミラノの両クラブで指揮を執った経験を持つレオナルド氏のスポーツディレクター就任を公式発表している。
新たな体制で臨んだスタディオ・サン・パオロでの今季の初戦だったが、2点リードからの逆転による敗戦を喫したことにより、クラブ首脳陣は再び指揮官交代の可能性を考慮し始めたと伝えられているようだ。
一方、ミランが招聘を目指していると以前から伝えられているコンテ氏は日本時間25日深夜に行われたセリエA第2節・ユベントス対ラツィオをスタンドから観戦していたようだ。
現在率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がかつてミランの最大のライバルであるインテルの指揮官を務めていたレオナルド氏に対して、2011年のスクデット獲得時に罵倒するようなコメントを残すなど、この両者の関係性は良くないとの見方が周囲ではあり、ミラン指揮官を巡る今後の動向に注目が集まる。
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