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ベッカム、引退後の社会活動評価され今年度のUEFA会長賞に選出

 欧州サッカー連盟(UEFA)は日本時間21日深夜、2018年度のUEFA会長賞に元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏を選出したことを公式発表した。

 ベッカム氏は現役時代にマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ロサンゼルス・ギャラクシー、ミラン、パリ・サンジェルマンと渡り歩き2013年に引退。引退後は世界各地でフットボールの普及・振興に努めており、今回UEFAから同選手の活動が高く評価されている。

 またこのUEFA会長賞の過去の受賞者はヨハン・クライフ、ボビー・チャールトン、パオロ・マルディーニなどそうそうたる顔ぶれとなっており、昨年は現在ローマでディレクター職を務めているフランチェスコ・トッティ氏が当該賞に輝いている。

 ベッカム氏は今回のUEFA会長賞受賞について「受賞を光栄に思う。キャリアを通じて常に全力でプレーし、チームワークとフェアプレーに努めた」とコメントを残している。なおUEFA会長賞の授賞式は年内にモナコで開催される予定となっている。