ヨーロッパリーグ

ゼニトが33年ぶりの快挙達成。合計13点の大乱戦を制す

 日本時間17日に行われたヨーロッパリーグ予選3回戦2ndレグ。1stレグを0-4で落としていたゼニト・サンクトペテルブルクが、延長戦の末にディナモ・ミンスクを8-1で撃破し、プレーオフ進出を決めた。

 2-0で迎えた72分に、レアンドロ・パレデスがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場になる絶望的な状況の中、ゼニトがここから底力を発揮する。ロシアワールドカップでもロシア代表として活躍したアルテム・ジューバが75分、78分と立て続けに2得点を決めて合計スコアを同点にした。

 しかし延長戦で先に試合を動かしたのはディナモ・ミンスク。セイドゥ・ヤハヤがアウェイゴールを奪い、10人のゼニトを窮地に追いやる。

 それでもあきらめないゼニトは109分にセバスティアン・ドリウッシが1点を返すと、115分にジューバがこの日自身3点目となる得点をPKから決めてリードを奪った。

 さらにローベルト・マクが延長後半ロスタイムにPKから1点を追加し、その2分後にもう1得点をゲット。結局2ndレグを8-1で勝利したゼニトが2戦合計8-5で大乱戦を制し、同大会史上33年ぶりに4点差をひっくり返してプレーオフ進出を決めた。