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フットボール史上最多優勝の選手は?生涯獲得タイトル数TOP5

フットボールの世界で成功を収めることはとても難しい。世界中でプレーされているため、競争率が極めて高い。そして、成功するためには類い稀な才能と惜しみない努力と献身性、多少の運が必要だからだ。これらを全て兼ね備えた選手たちがいる。『sportskeeda』が特集した「フットボール史上最も多くのトロフィーを獲得した選手たち」をご紹介したい。(トップレベルにおけるクラブと代表の主要タイトル)


5位:リオネル・メッシ

生涯タイトル獲得数:33回

スペインスーパーカップでセビージャに勝利し通算33回目のトロフィーを獲得。バルセロナのクラブ歴代最多記録を更新した。2004/2005シーズンにリーガ・エスパニョーラ初制覇すると、リーグ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、コパ・デル・レイ優勝6回、スペインスーパーカップ優勝7回、欧州スーパーカップ優勝3回、FIFAクラブワールドカップ3回を達成。現在31歳のリオネル・メッシはこれからも記録を更新していくだろう。


5位:アンドレス・イニエスタ

生涯タイトル獲得数:33回

リオネル・メッシと並んで歴代5位にランクインしたのはヴィッセル神戸でプレーするアンドレス・イニエスタ。リーガ・エスパニョーラ9冠、UEFAチャンピオンズリーグ4冠、FIFAクラブワールドカップ3冠などを含むバルセロナで9つのタイトルを獲得。スペイン代表としてFIFAワールドカップ2010、UEFA欧州選手権(EURO2008)(EURO2012)を制覇した。


4位:ライアン・ギグス

生涯タイトル獲得数:35回

おそらくイギリスで最も成功したフットボーラーだろう。ウェールズ出身のライアン・ギグスはアレックス・ファーガソン監督が率いたマンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグを支配した。キャリアを通してユナイテッドに在籍し、トップレベルで963試合の出場している。

ユナイテッドでは実に35個のタイトルを獲得。内訳はプレミアリーグ13回、FAカップ4回、リーグカップ4回、コミュニティシールド9回、UEFAチャンピオンズリーグ2回、UEFAスーパーカップ1回、インターコンチネンタルカップ1回、FIFAクラブワールドカップ1回となっている。


3位:オレクサンドル・ショフコフスキー

生涯タイトル獲得数:36回

ウクライナ出身のオレクサンドル・ショフコフスキーはキャリアの大部分をディナモ・キエフで過ごした。ディナモ・キエフで637試合、ウクライナ代表として92試合に出場。フットボールの歴史上最もクラブで成功した選手の一人であり、ウクライナ史上最高選手の一人に数えられている。

ショフコフスキーはウクライナリーグを14回制覇。10個のウクライナカップと6個のウクライナスーパーカップを獲得している。またその他主要トーナメントで6度の優勝に貢献。2016年に現役引退するまでタイトルを獲得し続けている。


2位:マクスウェル

生涯タイトル獲得数:37回

このランキングで最も違和感の覚える選手かもしれない。リオネル・メッシやアンドレス・イニエスタのような世界的スーパースターではなかったかもしれないが、フットボール史上最も成功を収めた選手の一人だ。

マクスウェルはクルゼイロ、アヤックス、インテル、バルセロナ、パリ・サンジェルマン(PSG)と強豪クラブを渡り歩いた。そして、所属した全てのチームでトロフィーを獲得している。2000年にクルゼイロでコパ・ド・ブラジルを制覇してから、2017年にPSGで国内4冠を達成するまで、実に37回の優勝に貢献している。


1位:ダニエウ・アウベス

生涯タイトル獲得数:39回

フットボール史上最多優勝を果たしている選手だ。2001年にブラジルのバイーアで初優勝を飾って以降、世界最高レベルを長期間にわたって維持している。

ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとバルセロナで黄金時代を築き上げると、ユベントス、パリ・サンジェルマンに移籍して以降も着々と獲得タイトルの数を増やしている。ブラジル代表としても2007年コパ・アメリカ、2009年、2013年FIFAコンフェデレーションズカップの優勝に貢献している。

<ダニエウ・アウベスの獲得タイトル一覧>
カンピオナート・バイアーノ:1回
コパ・ド・ノルデスチ:2回
コパ・デル・レイ:5回
スペインスーパーカップ:5回
UEFAカップ:2回
UEFAスーパーカップ:4回
リーガ・エスパニョーラ:6回
UEFAチャンピオンズリーグ:3回
FIFAクラブワールドカップ:3回
コッパ・イタリア:1回
セリエA:1回
フランススーパーカップ:1回
フランスリーグカップ:1回
リーグ1:1回
コパ・アメリカ:1回
FIFAコンフェデレーションズカップ:2回