ラ・リーガ プレミアリーグ

レアル退団意思示したコバチッチにプレミア行きの可能性浮上

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチはチェルシー移籍へ前進しているようだ。8日、スペイン紙『マルカ』やイギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 コバチッチは昨夏から退団の可能性が伝えられるなど去就が不透明である状況が続いており、プレミアリーグの強豪クラブが関心を示している模様。中でもマンチェスター・シティは7月上旬に獲得に向けてマドリードに問い合わせを行ったものの、マドリードは移籍金8000万ユーロ(約104億円)を要求する構えを見せたものとみられる。

 さらにコバチッチはロシアW杯後にフレン・ロペテギ監督との話し合いを行い、今夏退団の意思を伝えたという報道が出回っていた。

 それでも状況が一向に変わらないことにしびれを切らしたのか、なんとコバチッチは現地時間6日の全体トレーニングをボイコット。改めて今季はマドリードのユニフォームを着る意思がないことを鮮明にしていた。

 その中、スペイン紙『マルカ』はチェルシーが同選手をレンタルで獲得することでクラブ間合意に達したと伝えている。なおプレミアリーグの移籍市場閉鎖日時は日本時間の8月10日0時であることから、コバチッチを巡る事態は急展開を迎えるかもしれない。