レアル・マドリードのフレン・ロペテギ監督はクロアチア代表MFルカ・モドリッチが今夏にクラブを離れることはないと主張しているようだ。6日スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
モドリッチの去就を巡っては、今夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマドリードを退団したことを受けて自らもクラブを変えることを考慮しており、インテルが獲得に名乗りを挙げていると伝えられている。
またインテルを率いるルチアーノ・スパレッティ監督は「全てのインテリスタと同じように私もモドリッチ獲得を夢見ている」というコメントを残しており、同選手獲得を熱望しているものとみられる。
ただマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は2020年までクラブとの契約期間を残している同選手に7億5000万ユーロ(約970億円)という天文学的な値札をつけており、放出には一切応じない姿勢を見せているようだ。
そしてロペテギ監督も日本時間5日午前に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・ユベントス戦後のインタビューにて「私はワールドカップ後に彼と話し合いを行った。15日のUEFAスーパーカップへ彼の出場が可能かどうか話して確かめる。ただ私は彼に情熱を注いでいるし、彼のことが大好きだ。彼はレアル・マドリードの選手であり、我々のもとにとどまる」と語っており、同選手の残留を望んでいるようだ。
クリスティアーノ・ロナウドの電撃退団により、今季のタイトル獲得が危ぶまれているマドリードとしては、これ以上の主力流出は何としても避けたいところだろう。
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