インテルのレンタル期間を終え、バルセロナに復帰しているMFラフィーニャ・アルカンタラは自身の兄であるバイエルン・ミュンヘンのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラのバルセロナ復帰を熱望しているようだ。31日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』の報道を引用して、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。
チアゴ・アルカンタラの去就を巡っては、ドイツ紙『キッカー』が報じたところによると、先月に同選手の古巣であるバルセロナ復帰が現実味を帯びていたものの、バイエルンが7000万ユーロ(約91億円)を要求。バルセロナはこの高額な移籍金を支払う意思がないものとみられる。またバイエルンのハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は同選手を慰留させることを明言している。
ただ7月末にマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのプレミアリーグ強豪2クラブが獲得に向けてバイエルンに問い合わせを行うなど、同選手の周囲は依然として騒がしい状況である。
その中、ラフィーニャはスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』にインタビューにて 「僕はチアゴがバルセロナでプレーしている姿をもう一度見たいと願っている。彼は今のバルセロナのスタイルに完璧にフィットするだろう」と語っている。
一方、自身の去就については「正直分からない。(僕の移籍の可能性に関する)多くの報道が飛び交っているけど、それについて思うことはない。場所は問わないので、僕はただフットボールがしたいよ」とコメント。出場機会に恵まれるクラブでのプレーを希望しているようだ。
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