プレミアリーグ リバプール

マンCに89億円で加入のマフレズ、プレミア開幕戦欠場が濃厚に

 マンチェスター・シティのアルジェリア代表FWリヤド・マフレズは日本時間29日午前に行われたインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)・バイエルン・ミュンヘン戦での負傷により、プレミアリーグ開幕戦に間に合わない可能性が浮上しているようだ。30日、イギリス『スカイスポーツ』をはじめとする複数メディアが一斉に報じている。

 マフレズは今夏にレスター・シティから移籍金6000万ポンド(約89億円)でシティへの加入を果たしており、ICCのボルシア・ドルトムント戦、リバプール戦には若手選手に交じりピッチに立つと、独特の間合いからのドリブル突破で何度も決定機を演出していた。

 しかしバイエルン戦では28分にDFクリス・リチャードとの交錯により足首を負傷し、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバとの交代を余儀なくされていた。ジョゼップ・グアルディオラ監督は試合後のインタビューにて「彼は足首を負傷した。おそらくそこまで問題ではないと思う」というコメントを残しているものの、マフレズは足首を包帯で固定し、松葉杖をついた状態で帰国している。

 なお同選手は今後、検査を受けた後にリハビリに励むこととなるが、この負傷により日本時間8月5日夜に行われるコミュニティ・シールド決勝・チェルシー戦や8月12日深夜に控えるプレミアリーグ開幕節・アーセナル戦の欠場が濃厚と伝えられているようだ。クラブ史上最高額での加入により周囲から大きな期待をかけられていたマフレズだったが、プレシーズンマッチで不運に見舞われた。