ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルの正守護神ナバス、今季ポジション争いに挑む姿勢を再度示す

 レアル・マドリードのコスタリカ代表GKケイロル・ナバスは今季も正守護神としてプレーすることに自信を持っているようだ。30日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 ナバスの周囲では監督交代時を中心に毎年クラブ退団の可能性が取りざたされているものの、2015/16シーズンより正守護神としてチームのゴールマウスを守り、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献している。

 一方、マドリードは今夏にチェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワの獲得に向けて乗り出しており、チェルシーも同選手の放出を容認していると伝えられていることから、ナバスにはポジション争いを強いられる可能性があるようだ。

 しかし同選手は「僕はここで幸せだ。マドリードで信じられないほど素晴らしい機会を手に入れている」とマドリードでのキャリアに対する満足感を口にしている。また自身の去就については「僕は落ち着いている。まだ契約期間は2年も残っている。心に留めなければならないのは毎日どのように成長するかということだ」と語っており、少なくとも現行契約が切れる2020年夏まではマドリードに残留する意思を示しているようだ。

 2014年のワールドカップ・ブラジル大会でコスタリカ代表を史上最高成績のベスト8に導き、マドリード行きの切符を掴み取ったナバスは、今季もエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウのゴールマウスに立ちはだかることとなりそうだ。