レアル・マドリードの今夏の最優先課題がクリスティアーノ・ロナウドの後釜確保であることは言うまでもない。ワールドカップ・ロシア大会を終え、マドリード周辺では様々な報道が出ている中、スペイン紙『マルカ』は「今季のマドリードの9番を担う選手」というアンケート記事を掲載している。そこで今回は今夏新たにマドリードの一員となるかもしれないストライカーを一挙に紹介する。
ロベルト・レバンドフスキ
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン
ポーランド代表としてワールドカップ・ロシア大会に臨んだレバンドフスキだが、大会前には代理人が今夏のバイエルン退団の意向を示したことによって去就が騒がれていた。今はバイエルン首脳陣が放出に一切応じない姿勢を見せ、本人も残留に落ち着いたと伝えられているが…
マウロ・イカルディ
所属クラブ:インテル
インテルの絶対的ストライカーとしてチームをけん引しているイカルディは、昨季のリーグ戦で29ゴールを挙げ得点王に輝いた。ただ同選手の代理人を務めているワンダ・ナラ夫人が水面下で様々な動きを見せていると伝えられている。インテルは同選手引き留めに向けて年俸大幅アップによる今夏中の新契約締結を目指しているものとみられるが…
ハリー・ケイン
所属クラブ:イングランド
ワールドカップ・ロシア大会でゴールデンブーツ(得点王)に輝いたケインは、プレミアリーグで4シーズン連続20ゴール以上をあげており、毎年ビッグクラブが獲得に乗り出している。ただ本人はトッテナムに対して強い愛着を持っていることから、引き抜きは至難の業か。
アルバロ・モラタ
所属クラブ:チェルシー
昨夏にマドリードから移籍金8000万ユーロ(約104億円)でチェルシーに加入したモラタだが、チェルシーでも本来のパフォーマンスを発揮できずにここ2年間苦境に立たされている。今夏は古巣ユベントス復帰の可能性も噂されていたものの、クリスティアーノ・ロナウド獲得で立ち消えに。マドリードがモラタの再獲得に動いているという報道は現時点で全く見られないが…
ロドリゴ・モレノ・マチャド
所属クラブ:バレンシア
ワールドカップ・ロシア大会にもスペイン代表として出場し、スーパーサブとしての役割を果たしていたロドリゴも周囲が騒がしくなっている。昨季バレンシアで16ゴールをあげ、チームの躍進の貢献した同選手にはバイエルンやナポリなど複数のビッグクラブが興味を示しており、本人もこの夏が自身のキャリアを前進させるタイミングと考えているかもしれない。
マリアーノ・ディアス・メヒア
所属クラブ:リヨン
マドリードの下部組織で育成されたものの昨夏にクラブを離れ、フランスの強豪リヨンに5年契約で加入したマリアーノは、リーグ戦で18得点をあげており、ブレイクの予感を感じさせている。同選手を巡っては昨秋にマドリードが買戻し条項の存在を主張したのに対し、リヨンがこれを否定していた。
エデン・アザール
所属クラブ:チェルシー
ワールドカップ・ロシア大会でシルバー・ボールに輝いたアザールはマドリードがクリスティアーノ・ロナウドの後釜として獲得リストの最上位候補に挙げられている。アザールはロシアW杯終了後に「ワールドカップが終わって、僕は留まるか移籍するかを決めることができる。僕の望む行き先は知っているはずだ」とコメントするなど移籍を匂わせている。チェルシー首脳陣は同選手が非売品であると主張しているが…
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