マンチェスター・シティはユベントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチの獲得を諦めたようだ。25日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。
クラブと2021年まで契約期間を残しているピアニッチを巡っては、当初バルセロナ、チェルシー、そしてシティの3クラブが獲得に興味を示しており、中でもシティは1億ユーロ(約131億円)を用意していることからこの獲得レースをリードしていると伝えられていた。
ここ1週間以上に渡り、同選手のシティ移籍の可能性が連日のように報じられていたものの、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラがこれを完全否定したようだ。同監督は記者会見において「ピアニッチはユベントスの選手だ。我々は彼に興味を持っていない」と語ると「移籍市場が閉まるまで、まだ数週間の余裕がある。我々は現時点で十分なスカッドを抱えている」と選手層に不安を感じていないことを強調している。
また現在ピアニッチが本職としているレジスタの補強の可能性については「我々は中盤の守備的なポジションでプレーできる選手をすでに抱えている」と語っており、このポジションでの補強に迫られているわけではないという考えを示している。
昨季はプレミアリーグで勝ち点100という大台に到達し、優勝を果たしたシティだが、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すためにも残りの移籍期間で選手を獲得することがあるのだろうか。
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