ミランは前線強化を図るべく、レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマの代理人と接触したようだ。21日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』がこれを報じている。
ミランは今夏、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触し、今季のヨーロッパリーグ(EL)出場権をはく奪されたほか、ここに来てクラブのオーナーが交代する可能性が伝えられていた。ところが日本時間20日晩にスポーツ仲裁裁判所(CAS)における口頭弁論においてCASがEL出場権はく奪という処分を覆し、出場権付与という判決が下された。これにより、同クラブは昨夏と同様にこの夏の移籍市場でも前線や中盤などを中心に大型補強を行うという見方が広まっている。
その中、ミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督、マッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)が現地時間16日にミラネッロでベンゼマの代理人と会談を行っていたことが明るみに出ている。
また『スカイスポーツ・イタリア』が報じるところによると、ミランは同選手に対して契約期間3年、年俸900万ユーロ(約11億円)という破格の待遇でオファーを提示する準備をしているようだ。
昨夏に2億ユーロ(約260億円)以上にも及ぶ大型補強を敢行したミランだが、果たして今夏はどれだけの補強資金を移籍市場に投下することとなるのだろうか。
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