18日に再開されたJ1リーグ。16節の全9試合が行われ、横浜F・マリノスが大量8得点で大勝を収めたり、鹿島アントラーズがジュビロ磐田相手に土壇場で追いついたりと、みどころの多い水曜日になった。
フットボール・トライブ・ジャパンでは「#TribeVAR」のハッシュタグをつけて、「納得のいかない判定」を募集。それをのちに検証する企画を実施。今回はその1回目。
まず検証するのは、サンフレッチェ広島対ガンバ大阪で起きた、ファビオの一発退場。試合開始早々の7分、広島のロングボールに反応したファビオはフリーだったために、トラップをしようとするが、それが大きくなってしまう。ニュートラルな位置に流れたボールに対して広島の青山敏弘が少し先に反応、ファビオが遅れる形でスライディングに行き、足の裏が青山のスネのあたりに入ったことでレッドカードが提示された。DAZNではハイライト映像の1分24秒頃に確認できる。
ガンバの選手たちは抗議をしていたが、この判定は正しいものだった。下位に沈むガンバにあって首位相手の一戦で、7分で10人になってしまっては勝ち目は薄い。非常に不用意なチャレンジだった。
もうひとつは、湘南ベルマーレ対サガン鳥栖でとられたオフサイドの判定。40分、左サイドを駆け上がってきた吉田豊があげたクロスボールに反応した高橋秀人がファーサイドで折り返し、それを小野裕二がヘディングで押し込んだ。しかし小野裕二がオフサイドだったとしてフラッグが上がった。高橋秀人は自分はボールを触っていないと異議を述べるも判定は変わらなかった。DAZNではハイライト映像の1分50秒頃に確認できる。
この非常に微妙な判定も間違ってはいないだろう。映像で観る限り、高橋秀人の足にボールが当たっているように見える。高山が触っていたとしても、高橋秀人にもボールはかすめているだろう。
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