プレミアリーグ リバプール

W杯出場逃したリバプールの英代表FW、今季中の復帰が絶望的に

 リバプールのイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンは今季中の復帰が厳しいかもしれない。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 チェンバレンは昨季、日本時間4月25日未明に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ・ローマ戦で18分に負傷交代でピッチを後にしていたが、試合翌日に検査を行った結果、膝の靭帯損傷が判明し長期離脱を強いられている。またこれにより、前回のワールドカップ・ブラジル大会に続き、ロシアW杯も直前の負傷で欠場を余儀なくされていた。

 そのチェンバレンの状態についてリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が「ファンに対してオックスに関することを話す時期として今が適切だと感じている。今季、彼はリハビリやコンディション回復に専念することとなるだろう。(ローマ戦での)負傷時や手術後と比較すると状態はかなり良くなっている」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 また同監督は続けて「我々は今シーズンに向けた準備を行っているが、彼は今シーズンはピッチに立つことがほとんどないだろう。今シーズン中に彼が復帰すれば、我々にとってそれはボーナスだ」と語っており、今季中のチェンバレンの復帰がほぼ絶望的であるという前提のもとで今季の構想を練っていることを明らかにしている。

 ワールドカップ出場を2度連続で逃すという不運を味わっているチェンバレンは、しばらく自身の怪我との戦いを強いられることとなりそうだ。