かつてミラン、インテルなどでプレーし、昨夏に現役を退いているアントニオ・カッサーノ氏が今夏レアル・マドリードからユベントスの加入したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがセリエAでもマドリード在籍時と同じだけのパフォーマンスを見せることができるという見解を示しているようだ。19日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
世界的スーパースターのクリスティアーノ・ロナウドはポルトガル代表としてワールドカップ・ロシア大会後に臨んだ後、ギリシャでバカンスを過ごしていた一方で、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏はバレンシアのDFジョアン・カンセロをユベントスへ移籍させた際にクリスティアーノ・ロナウドの“売り込み”を行っていた。これにより、同氏を介する形で両クラブ間の交渉が一気に進展し、日本時間10日深夜に移籍金1億1200万ユーロ(約146億円)でユベントスへの電撃移籍が公式発表された。
新たな挑戦の舞台としてセリエAを選んだクリスティアーノ・ロナウドについて、マドリードにも在籍経験を持つカッサーノ氏は「彼の突出したプレーやセリエA全体のレベルを踏まえると、彼は30~40ゴールを決めることができるだろう」と語っている。
さらに同氏はユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督とクリスティアーノ・ロナウドの関係性について「アッレグリはうまく彼をマネジメントするだろう。アッレグリは(ロナウドのような)素晴らしい選手を最大限に生かすためにピッチ上でのスペースを作ることに長けている。ロナウドにとって彼はベストな指揮官だ」とコメント。ユベントスでの成功を確信しているようだ。
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