ワールドカップ

あの点取り屋がまさかのノーゴール。ロシアW杯での評価上昇・下落8選

ワールドカップ・ロシア大会も残すところは今晩に行われる決勝(クロアチア対フランス)のみとなった。ここまでの各国の戦いぶりや成績を見ると、ある特定の選手のパフォーマンスがそのチームの成績に反映されている例も少なくない。そこで今回はこのロシアW杯におけるパフォーマンスで周囲の評価を高めた、または下落させた選手を紹介する。


評価上昇:べンジャマン・パバール

フランス代表

フランス代表にとって欠かせない存在となった。バイエルン・ミュンヘンはべンジャマン・パバールとサインすることを熱望しているようだ。


評価上昇:フアン・フェルナンド・キンテロ

コロンビア代表

W杯初戦の日本戦では前半終了間際に直接FKを叩き込んでいる。現在アルゼンチンの強豪・リーベル・プレートでプレーする同選手だが、今夏欧州上陸が実現する可能性は高いかもしれない。


評価上昇:ルーカス・トレイラ

ウルグアイ代表

ウルグアイ代表でもレジスタとして不可欠な存在となったルーカス・トレイラは、ここ2シーズンに渡るサンプドリアでのパフォーマンスが評価され、アーセナルに加入している。


評価上昇:デニス・チェリシェフ

ロシア代表

レアル・マドリードの下部組織出身でありサイドでの突破力を武器とするチェリシェフは、開幕戦のサウジアラビア戦で2ゴールと鮮烈なパフォーマンスで衝撃を与えた。以降もサイドから幾度となく決定機を演出するなどして自国開催でのベスト8入りに大きく貢献した。


評価下落:ダビド・デ・ヘア

スペイン代表

昨季リーグ戦18試合でクリーンシートを達成しゴールデン・グローブ賞を受賞したデ・ヘアだったが、W杯初戦のポルトガル戦では痛恨のミスから失点するなど低調なパフォーマンスに終始した。


評価下落:トーマス・ミュラー

ドイツ代表

優勝候補と謳(うた)われていたものの3試合でわずか2得点しかあげられずグループステージで敗退したドイツ代表にとって、ミュラーの能力を最大限に生かせなかったことが大きな要因と挙げる声は少なくないだろう。


評価下落:ガブリエル・ジェズス

ブラジル代表

ベスト8で敗れたブラジル代表はバルセロナのMFフィリペ・コウチーニョがパリ・サンジェルマンのFWネイマール以上に素晴らしいパフォーマンスを披露する一方でジェズスはゴール前での決定力に精彩を欠いた。


評価下落:ロベルト・レバンドフスキ

ポーランド代表

大会屈指のストライカーとして注目を浴びていたレバンドフスキだったが、グループステージ2戦目で早くも決勝トーナメント進出の可能性が消えたチームと同様に、自身も無得点で大会を後にしている。