大会:ロシアワールドカップ
カード:ベルギー対イングランド
対象チーム:イングランド
スコア:2-0
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
ジョーダン・ピックフォード
採点:6.5
2失点ともに彼の責任ではない。前半と後半に1つずついいセーブを見せ、この大会での活躍がまぐれでなかったこと3位決定戦でも証明した。
フィル・ジョーンズ
採点:5.0
2失点目の場面での対応はいただけなかった。もちろんデ・ブライネにフリーで前を向かれた時点で勝負ありだったが、そのあとの体の向きもよくなかった。周りの選手との連携がよくなかった。
ジョン・ストーンズ
採点:6.5
前半にはまずいチャレンジから裏をとられる場面があったものの、1対1の対応も落ち着いていて、何度かピンチを防いだ。不満をあげるとすれば、個人のパフォーマンスがよかったものの、ディフェンス全体を統率できなかったことか。
ハリー・マグワイア
採点:6.0
セットプレーでは相変わらずの空中戦の強さを発揮して、ベルギーゴールを脅かすシーンを作った。しかし守備面ではカバーリングが遅れてチャンスを作られる場面も。
キーラン・トリッピアー
採点:6.5
逆サイドで高い位置をとるローズとバランスをとらながら、攻守に安定したパフォーマンスを披露。セットプレーでも精度の高い右足でチャンスを演出した。
ルベン・ロフタス=チーク
採点:6.0
攻撃時には独特のリズムのドリブルで相手を翻弄。ペースを変えるまではいかなかったものの、可能性を感じさせるプレーを見せた。前半途中からは3-4-2-1の右シャドーとして攻撃の基点を作ろうとし、幅を作るポジションどりも見せ、状況に柔軟に対応した。
エリック・ダイアー
採点:6.5
アンカーで出場し、後半には機を見た攻め上がりで、この日最大のチャンスを作った。しかし守備面でカウンターのリスクマネジメントができておらず、何度も同じ形でピンチを招いた。彼のプレーエリアにデ・ブライネが顔を出す機会も多かっただけに、対応策を講じるべきだった。
ファビアン・デルフ
採点:6.5
クレバーなポジショニングでローズを高い位置に押し上げて、左サイドを活性化。自らドリブルで仕掛けたり、スターリングへの縦パスを入れたりして攻撃の糸口を探った。後半から左のウィングバックに入り、やや守備面で問題を抱えたが、この試合でもっと輝いたイングランドの選手のひとりだろう。
ダニー・ローズ
採点:5.0
1失点目のムニエに前に入られてシュートを許した。攻撃面では高い位置をとってムニエを押し込むポジショニング自体はよかったが、得意のクロスボールをあげさせてもらえず、反対にインターセプトからカウンターを受ける場面も。本来の出来とは程遠かった。
ハリー・ケイン
採点:5.0
ほとんど仕事をさせてもらえなかった。勝ち上がるにつれてゴール前でのプレーが少なくなっていた絶対エースは、この試合でもその流れを断ち切ることができず、シュートも2本のみに終わった。
ラヒーム・スターリング
採点:5.0
コンパクトな守備を相手に、どうにかライン間でボールを引き出そうとしたが、周りのサポートが悪かったことも影響してボールを受けられず。受けられてもロストしてカウンターを受けることが多かった。昨シーズンクラブで合計23得点17アシストを記録しながら、今大会では0得点1アシストに終わった。
マーカス・ラッシュフォード
採点:6.0
途中出場から何とかベルギーゴールをこじ開けようと奮闘し、積極的な仕掛けでチームにエナジーを注入した。
ジェシー・リンガード
採点:6.0
後半から出場してペースを変えることに成功。攻勢を強めたイングランドを牽引した。惜しいシーンを演出するなど気概を示した。
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