元レアル・マドリード指揮官のジネディーヌ・ジダン氏は2400万ユーロ(46億円)もの金額を受け取らずに愛するクラブを去ったようだ。13日、スペイン紙『マルカ』がこれを報じている。
ジダン氏は5月末の辞任の際に一時的にフットボールの世界から離れ、他のことについて考えるために休養を取ることを会見で語っており、現在は家族とともにバカンスを過ごしているものとみられる。
そんな同氏はマドリードとの契約を2020年まで結んでいたものの、契約期間中に辞任したことにより今後受け取るはずだった2年半分の年俸を諦めることとなった。どうやらジダン氏は1200万ユーロもの年俸を受け取っており、合計2400万ユーロを受け取らずにクラブを去ったとされている。
チームには変化が必要だったと会見で語っていたように、ジダン氏はクラブにおける問題を予期していたのかもしれない。一部報道ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍に関しても事前に知っていたと伝えられている。
どうやら同氏はただ競争的でストレスも溜まるフットボールの世界からいったん身を引きたかっただけであり、受け取るはずだったお金は重要な問題ではなかったかもしれない。
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