イギリス警察はロシアワールドカップ(W杯)準決勝でのイングランド代表サポーターの行動に、最大限の警戒をしているようだ。10日、英紙『ガーディアン』が報じている。
ロンドンの市警察署長は準々決勝、イングランド対スウェーデン戦が行われた際に387件の事件があり、70人の逮捕者が出たと警告している。
イングランド代表のサポーターは多量のアルコールを摂取することで、数多くの問題を起こしてきた。イングランド国内でもバス停の屋根を破壊するなど、その行動はエスカレートしてきている。2階建てバスから飛び降りるサポーターも現れたほどだ。
サッカー治安維持のトップを務めるマーク・ロバーツ氏は「こういった無意味な行動が法律を守って観戦しているサポーターや、(警察、救急などの)緊急サービスのリソースを犠牲にすることなく、楽しんで観戦することを望む」とコメントしている。
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