代表チーム ワールドカップ

フットボール・トライブに所属する各国記者がGS突破の日本代表を評価!

マレーシア:キーシュ(編集長)

マレーシア人たちは、日本が決勝トーナメントに進出したアジアで唯一の代表国になったことを喜んでいるが、それと同時に2つのことで複雑な思いを抱えている。なぜ西野監督は多くの主力選手を休ませたのか。日本はあの時点で敗退する可能性も大いにあった。なぜ勝ちにいかなかったのだろうか。ポーランドは恐ろしく見えなかったのだろうか。

もうひとつは、選手たちは西野監督の、0-1になっても「攻撃しない」という決断に混乱していた。乾貴士は唯一投入された攻撃的な選手だ。そして長谷部誠を投入して最後の10分間をあのようにプレーした。マレーシアの人々は日本があのようなプレーをするなど予想していなかった。だからこそあの夜ここには、混ざりあった複雑な感情が存在したのだ。


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