
ベルギーに挑む西野ジャパン
先発ゴールキーパーを交代するべきだという要求があったが、川島永嗣はスターティングラインナップに名を連ねるだけでなく、キャプテンマークを巻いて出場した。4-4-2の新たなフォーメーションにおいて酒井高徳を右サイドハーフとして起用するなど、重要な試合で多すぎる変更を行うのは、不可解であり責任感が欠如していると言える。予想通り、酒井高徳は攻撃面で苦しみ、失点シーンではゴールを決めたヤン・ベドナレクをマークすべき選手だった。西野監督は不必要なギャンブルに出た。そしてそのかけがもう少しでグループ突破を阻むところだった。そして最終的にその決断が、「他力本願」という屈辱的な状況を創り出したのだ。
あと一歩でサポーターにショックを与えるところだったにもかかわらず、日本はアジア勢で唯一、W杯でベスト16に3回進出した代表チームになった。しかしグループ2位で通過したことにより、サムライブルーは厳しい方の山に入ることになった。決勝トーナメント1回戦の相手はベルギーであり、準々決勝で対戦する可能性があるのはブラジルかメキシコだ。西野監督は再びマジックを見せるだろうか。
著者:チアゴ・ボンテンポ
1985年生まれのブラジル人ジャーナリスト。サンパウロ在住。幼少期よりスポーツとりわけサッカーを愛する。大学時代にジャーナリズムを専攻し2011年よりブラジル『Globo Esporte』で日本サッカーを担当している。ブラジルのボタフォゴ、アーセナル、そして日本代表の熱烈なサポーターである。将来の夢は日本語を流暢に扱うこと、富士山登頂、Jリーグスタジアムを巡ること。
Twitter: @GunnerTNB
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