決勝トーナメント進出がかかる運命のポーランド戦が迫る日本代表。スピード豊かなサイドからの攻撃をひとつの武器とするポーランド代表を相手に、日本代表がどのように対応するのか注目どころ。第2戦でセネガル代表相手にフィジカル勝負で負けなかったことも、日本代表には自信になっただろう。そこで今回は今大会の日本代表におけるトップスピードランキングベスト10を紹介する。上位の選手の走力がポーランド戦のカギになるかもしれない。
10位:宇佐美貴史
トップスピード:27.4㎞
出場時間が3分しかなかったものの、その中でこのスピードを記録。ポーランド戦では切り札的に使われるかもしれない。
9位:本田圭佑
トップスピード:27.9㎞
セネガル戦で貴重な同点弾を決めた本田がランクイン。スピードを武器にする選手ではないものの、スプリントをかければこれくらいの数字は出せる選手だ。
8位:香川真司
トップスピード:28.4㎞
日本の10番は相手の2ライン間で、一瞬のスピードで前を向く技術に優れている。長いスプリントをかける場面はそれほど多くない中でこの数字。
7位:大迫勇也
トップスピード:29㎞
前線でセネガルの屈強な2センターバックを相手に、互角にわたりあった大迫。優れたポストプレーだけでなく、裏への飛び出しでも違いを創れる存在だ。
6位:乾貴士
トップスピード:29.2㎞
日本代表の中で、今最もホットな選手のひとり。左サイドで相手選手をきりきり舞いにさせるドリブルは、この大会でも威力を発揮している。
5位:昌子源
トップスピード:29.9㎞
ニアンに走り負けなかった昌子がチーム5番目のトップスピードを記録。空中戦で競り負けなかっただけでなく、スピードでも勝負できることを数字が証明している。
2位タイ:酒井宏樹
トップスピード:30.6㎞
右サイドを駆け上がる酒井宏樹はチームで2番目の数字を記録。ポーランド戦でも彼の活躍は必要不可欠だ。
2位タイ:長友佑都
トップスピード:30.6㎞
この代表チームの中で、最も頼れる存在のひとりである長友のスピードは健在。彼がマッチアップする可能性が高いのは、迫力満点のドリブル突破を武器とする、「クバ」ことブワシュチコフスキだ。
2位タイ:吉田麻也
トップスピード:30.6㎞
ディフェンスラインの大黒柱は、両サイドバックと同じスピードを記録していた。この大会で好パフォーマンスを維持している吉田には、レバンドフスキをシャットアウトすることが求められるが、この数字を見るとスピードで置いて行かれることはないかもしれない。
1位:原口元気
トップスピード:32.2㎞
ぶっちぎりのスピードをマークしたのは原口。右サイドで果敢に突破を試みるドリブラーが今のところ日本代表で最速の男だ。しかし彼がマッチアップするのは、ポーランド代表で1番のトップスピードを記録したリブスであり、彼は原口を上回る33.3㎞を記録している。注目のマッチアップになりそうだ。
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