24日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第2節、グループGのイングランド代表対パナマ代表の一戦は6-1でイングランドが勝利を収めた。
連勝で決勝トーナメント進出を決めたいイングランドは8分、コーナーキックにペナルティエリア内中央でフリーになったジョン・ストーンズがヘディングで合わせ、幸先よく先制に成功。イングランドにとっては第1戦の2ゴールに続くセットプレーからの得点となった。
対するパナマも16分に、ペナルティエリアのすぐ外からエドガル・バルセナスがゴールのわずか左に外れる惜しいシュートを放ち反撃を試みる。
しかし20分、ディフェンスラインの裏に抜け出したジェシー・リンガードが倒されてPKを獲得。これをハリー・ケインがゴール左隅に突き刺し、イングランドはリードを2点に広げた。
35分にも右サイドから切れ込んだリンガードが右足でカーブを掛けた美しいシュートでネットを揺らし、その5分後にはフリーキックをゴール前に繋ぎ最後はストーンズがこぼれ球を押し込んで、イングランドはリードを4点に広げた。
さらにハーフタイム前の44分には再びケインがPKを決め、前半のうちに5-0の大差がついた。
後半はややペースダウンしたものの、62分にはルーベン・ロフタス=チークのシュートがケインに当たってゴールに吸い込まれ、6点目。
一矢を報いたいパナマは65分にマイケル・ムリージョがGKと1対1になるチャンスを迎えるが、ジョーダン・ピックフォードの好守によりゴールを奪うことができない。76分にもコーナーキックでチャンスを作ったが、シュートは枠を捉えられなかった。
しかしその2分後、パナマは左サイドからのフリーキックにフェリペ・バロイがゴール前で滑り込むように合わせ、歴史的なW杯初ゴールを挙げることに成功した。
試合はそのまま6-1で終了し、イングランドは2連勝で決勝トーナメント進出が決定。パナマは2連敗となった。
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