パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールはコスタリカ戦後にピッチで涙を流した理由を明らかにしているようだ。23日、アメリカメディア『ESPN』やイギリス紙『ミラー』など複数メディアが一斉に報じている。
ネイマールはワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦のスイス戦に続き、第2戦のコスタリカ戦でも先発メンバーに名を連ねる。ブラジルはゴールネットを揺らすことができずに苦しい展開を強いられていたものの、後半アディショナルタイムの90+1分にバルセロナのMFフィリペ・コウチーニョが待望の先制点を奪うと、試合終了間際の90+6分にはネイマールがユベントスのFWドウグラス・コスタのからのパスを落ち着いてゴールマウスに流し込み、2-0でコスタリカを下している。
苦しみながらも今大会初勝利を掴んだこともあり、試合終了後にはネイマールがピッチ上で涙する姿が見られ、この光景が大きな話題を呼んでいる。同選手は試合後に「僕の身に起こることは誰も知ることができない。口にするだけならば誰にでもできる。しかしそれを行動に起こすとなるとほとんどの人間ができないだろう」と切り出すと、「あの涙は苦しいことを克服し、勝利することができた喜びだ。(W杯制覇)という夢は続いている。いや、夢ではなく使命である! みんな、この試合での勝利おめでとう」と自身のSNSを通じて涙を流した理由を明かすとともに、この一戦での勝利に対する感情をあらわにしているようだ。
ネイマールはロシアW杯期間に入っても2月下旬の右足首の負傷の影響が残っていることもあるのか、コンディション調整に苦しんでいるという見方が広まっている。しかし、同選手はいかなる困難でも立ち向かい、これからもワールドカップのピッチで自らの意思を還元するだろう。
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