日本時間6月21日の21時からはグループCデンマーク対オーストラリア、6月20日0時からグループCフランス対ペルー、同日3時からグループDアルゼンチン対クロアチアの試合が行われる。3試合に先立って、注目すべき11名の選手をご紹介したい。
GK:カスパー・シュマイケル
デンマーク代表
レスターで日本代表FW岡崎慎司の同僚であるシュマイケルは、W杯初戦のペルー戦を含め、公式戦5試合連続でクリーンシートを達成している。オーストラリア戦でチームの決勝T進出を手繰り寄せるパフォーマンスに期待したいところだ。
DF:ニコラス・タグリアフィコ
アルゼンチン代表
代表経験がほぼ皆無に等しいにも関わらず、ホルヘ・サンパオリ監督のもとで23人の枠に入ったタグリアフィコはアルゼンチンの生命線とも言える左サイドを本職とするだけに、難敵クロアチアと一戦では同選手のパフォーマンスが勝敗を左右するかもしれない。
DF:アンドレアス・クリステンセン
デンマーク代表
ボルシアMGでのレンタル期間を終え、今季はアントニオ・コンテ監督の構想に含まれたクリステンセンは公式戦40試合に出場するなど主力としての役割を果たしている。
DF:トレント・セインズベリー
オーストラリア代表
W杯初戦ではフランス相手に敗れはしたものの善戦したオーストラリアだが、決勝T進出への望みを第3戦につなぐ意味でもセインズベリーにかかる期待は大きいだろう。
DF:シメ・ブルサリコ
クロアチア代表
サッスオーロを巣立ち、強豪アトレティコ・マドリードの一員となったブルサリコは、各年代でのプレー経験を持つクロアチア代表でも貴重なサイドバックである。アルゼンチンの生命線でもあるサイドでどれだけ相手に仕事をさせないのか注目したい。
MF:ハビエル・マスチェラーノ
アルゼンチン代表
バルセロナから新天地・中国へと渡ったマスチェラーノは34歳とすでにベテランの域に達しているものの、アルゼンチン代表では替えの利かない存在としてアンカーの役割を務めている。
MF:ポール・ポグバ
フランス代表
W杯初戦のオーストラリア戦ではゴールこそ無かったものの、危険なエリアに幾度となく顔を出し、対戦相手に脅威を与えた。ペルー戦でこの大型MFは豪快にゴールネットを揺らすことができるのだろうか。
MF:イバン・ラキティッチ
クロアチア代表
過去最高級のタレント揃いであるクロアチア代表の中でも中盤の「潤滑油」として欠かせない存在である。強豪アルゼンチンとの一戦で一泡吹かせることに期待するファンは多いかもしれない。
MF:クリスティアン・クエバ
ペルー代表
デンマークとの初戦では後半にPKの場面でクロスバーを超えるシュートを放ってしまったクエバだが、強豪フランスとの一戦で波乱を巻き起こし、予選突破へ望みをつなぐことができるのだろうか。
FW:アントワーヌ・グリーズマン
フランス代表
アトレティコ・マドリード残留を決断し、W杯に集中しているグリーズマンは、初戦でPKを沈めたほかに数多くの決定機を演出している。サポーターはこのペルー戦でも本来のパフォーマンスを見ることができるだろう。
FW:セルヒオ・アグエロ
アルゼンチン代表
アイスランド戦で1ゴールを決めたアグエロだが、サンパオリ監督の中ではディバラやイグアインなど他のストライカーよりも序列が上であるかもしれない。予選突破へ黄信号がともっているチームをゴールで救うことはできるのだろうか。
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