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メキシコ、ドイツ撃破の快挙もサポーターの侮辱行為が水を差すことに…

 国際サッカー連盟(FIFA)はメキシコサポーターがバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに対して差別行為を行ったとして、メキシコサッカー連盟(FMF)に対して罰金を科したようだ。21日、イギリス『BBC』など複数メディアが一斉に報じている。

 メキシコは日本時間18日に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦のドイツ戦で1-0と大金星を収めたことで大きな話題を呼んだが、その一方でゴール裏ではメキシコサポーターはノイアーに対して同性愛者を差別するようなチャントを送り続けていたものとみられ、20日にFIFAが調査に乗り出していた。

 その調査の結果として、メキシコサポーターによる差別チャントが確認されたとして、FMFに対して10000スイスフラン(約110万円)の罰金処分を行ったことを公式発表している。

 ドイツ戦勝利でスタジアムやメキシコ国内で数多くのサポーターが歓喜に湧いたものの、今回の差別行為はそのムードに水を差す結果となってしまった。