パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは現地時間19日、全体トレーニングに姿を現さなかったようだ。19日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。
ネイマールは日本時間18日未明に行われたワールドカップ・ロシア大会・グループステージ初戦のスイス戦で先発フル出場を果たし、何度も決定機を演出したもののネットを揺らすことはできず、対戦相手から10度もファウルを受けるなど厳しいマークに遭い、不本意なパフォーマンスに終わっていた。また同選手は2月下旬の右足首負傷による長期離脱からロシアW杯前に復帰しているものの、スイス戦に臨んだ時点ではまだコンディションが万全に仕上がっていないという声も上がっていた。
そのネイマールだが、幾度となくファウルを受けた影響は試合後にも出ているようだ。ブラジルサッカー連盟(CBF)はネイマールがバルセロナのMFパウリーニョ、PSGのDFチアゴ・シウバとともに全体トレーニングに参加せず、グラウンド外で別メニューによる調整を行っていることを公式発表。
またチームドクターのロドリゴ・ラスマル氏は「心配することはない。試合後は普通に起こり得ることだ」と語っており、ネイマールの次戦出場に影響を与えるほどのものではないという見方を示しているようだ。
なおブラジルは日本時間22日晩にコスタリカとの一戦を控えている。果たしてネイマールはこの一戦に万全のコンディションで臨むことができるのだろうか。
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