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メッシは代表で輝けないのか。アルゼンチン代表の苦い思い出6選

「リオネル・メッシはアルゼンチン代表で輝けない」アルゼンチン代表で結果を残せないサッカー界最高の男は、しばしばこのような言葉で失意と共に語られる。今回はメッシが代表で経験してきた苦い思い出をご紹介する。

アルゼンチン代表デビュー戦

メッシがA代表にデビューしたのは、2005年8月17日に行われたハンガリー戦との親善試合。63分から出場したメッシは、なんとその40秒後にハンガリーの選手を肘打ち。もちろん退場処分を受けた。泣きながらピッチを去った。

2007年コパ・アメリカ決勝

当時まだU-20代表の一員としてプレーしていたメッシは、この大会で自身のクオリティを示し、決定的な仕事を準々決勝と準決勝でやってのけた。チームを決勝に導いたメッシだったが因縁のライバルであるブラジルを相手に敗戦。初の栄冠を手にするには至らなかった。

2014年W杯決勝

ブラジルで行われたW杯で絶対的なエースとしてチームを牽引し、ついに母国を決勝まで導いたメッシだったが、延長戦までもつれ込んだ試合で最後はマリオ・ゲッツェに得点を許し、トロフィーを持ち帰ることは出来なかった。

2015年コパ・アメリカ決勝

前年のW杯での雪辱を晴らすかのような活躍をみせたメッシは、2年連続で国際的な主要大会の決勝にアルゼンチンを導いた。しかし現在のアルゼンチン代表監督である、ホルヘ・サンパオリ率いるチリにPK戦の末敗れてまたも準優勝に。同大会の最優秀選手賞を辞退した。

2016年コパ・アメリカ・センテナリオ決勝

コパ・アメリカの100周年記念大会であるこの大会でも、前年に続いて決勝に進出。アルゼンチン代表は国際的な主要大会で3年連続で決勝進出を果たした。相手は再びチリ。同じように0-0でPK戦にもつれ込んだ試合でメッシは1人を務めて失敗。結果的にまたしても優勝を逃した。

2018年W杯グループステージ初戦

1-1の膠着状態が続く中、アイスランド代表の粘り強いディフェンスの前にゴールを奪えないアルゼンチンだったが、64分にPKを獲得。キッカーはもちろんメッシだ。しかし、ハンネス・ハルドールソンに完璧にコースを読まれ、試合は1-1の引き分けに終わった。