日本時間17日に行われワールドカップロシア大会グループステージ初戦、グループCのペルー対デンマークの一戦は1‐0でデンマークが勝利を収めた。
鋭いカウンターから少ない手数で強襲するペルーと、ボールを保持してバックラインから攻撃をしっかり組み立てるデンマークという構図の試合は前半は両者譲らないチャンスの少ない展開に。
デンマークは右サイドのユスフ・ポウルセンの高さを活かしながら、クリスティアン・エリクセンがピッチ全体に顔を出してゲームを組み立てるものの、シュート自体の本数を稼ぐことができない。
対するペルーはカウンターからアンドレ・カリージョが惜しいシュートを放つなど、いくつかチャンスを作った。
そして迎えた前半ロスタイム、ペナルティエリア内でクリスティアン・クエバが倒されてVARの結果PKを獲得、先制点のチャンスを得る。キッカーを務めたのはクエバだったが、シュートはゴール左上へ。先制のチャンスを逃す。
後半に入り、ついに試合が動く。59分、ピッチ中央でフリーでエリクセンがボールを受けてカウンターを仕掛けると、3対3の局面で左側を走っていたポウルセンにスルーパス。ボールを受けたポウルセンがGKとの1対1を落ち着いて制してデンマークが先制に成功する。
先制を許したペルーは62分にエースのパオロ・ゲレーロを投入。ここから一気にペースを掴む。
ゲレーロを中心に何度もデンマークゴールに襲い掛かるも、カスパー・シュマイケルを破ることができない。
試合はこのまま終了し1‐0でデンマークが初戦を飾った。
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