日本時間6月16日の19時からグループCフランス対オーストラリア、同日22時からグループDアルゼンチン対アイスランド、6月17日1時からペルー対デンマークの試合が行われる。3試合に先立って、注目すべき11名の選手をご紹介したい。
ウーゴ・ロリス
フランス代表
昨季は所属クラブのトッテナム・ホットスパーでトップ4進出に大きく貢献。フランス代表のキャプテンである彼は、ユーロ2016よりも好成績を残すことを誓っている。世界屈指のDFと共に悲願のW杯制覇を狙う。
ニコラス・オタメンディ
アルゼンチン代表
アルゼンチン代表といえば世界屈指の攻撃陣。その攻撃陣を後方から支えるのがオタメンディだ。昨季マンチェスター・シティで見せた素晴らしいプレーをアルゼンチン代表でも見せられるか注目だ。
デヤン・ロブレン
クロアチア代表
昨季不安定なパフォーマンスに終始した。しかし、CL決勝進出の立役者でもあることを忘れてはならない。調子さえ良ければ、世界トップクラスのDF。調子が悪ければ、まさに災害となるだろう。彼から目が離せない。
ラファエル・ヴァラン
フランス代表
強く、速く、背が高い。ビルドアップやボール奪取のタイミングも完璧。DFとしての能力は極めて高い。しかし、所属クラブのレアル・マドリードでは相方CBがセルヒオ・ラモスでなければ、ややパフォーマンスを落とす傾向にある。フランス代表CBサミュエル・ユムティティとのコンビネーションに注目だ。
ビクター・モーゼス
ナイジェリア代表
チェルシーのアントニオ・コンテ監督のもとでWBとしての才能を開花させたモーゼスだが、ナイジェリア代表ではキャリア開始時と同じ攻撃的なポジションで起用されている。「代表でしか見られない」プレーに注目だ。
ルカ・モドリッチ
クロアチア代表
世界最高峰の司令塔。ゲームコントロール、パフォーマンスの安定感、キラーパス、強力なロングシュート...クロアチアの最も危険な選手であることは間違いないだろう。ナイジェリア代表はどのようにモドリッチとイバン・ラキティッチを止めるのか注目だ。
クリスティアン・エリクセン
デンマーク代表
世界最高峰のキック精度を誇るエリクセン。ペルー代表は決してゴール前でファウルを犯してはいけない。必ず大きな代償を払うことになるだろう。
ギルフィ・シグルズソン
アイスランド代表
昨季移籍したエバートンでは失敗したが、アイスランド代表の数少ないスター選手だ。EURO2016でみせた魔法を再現出来るか。
アーロン・ムーイ
オーストラリア代表
ハダースフィールドで良いシーズンを送ったムーイ。 ミル・ジェディナク、マッシモ・ルオンゴ、トム・ロギッチと並んで、オーストラリア代表が誇る次の黄金世代を牽引する存在だと評価されている。浦和レッズFWアンドリュー・ナバウトに高精度のパスを供給できるかが鍵となる。
パオロ・ゲレーロ
ペルー代表
熾烈極まりない南米予選で5位に入り、大陸間プレーオフを経てロシア・ワールドカップ出場権を獲得。昨年ドーピング検査で陽性反応が検出され、1年間の出場停止を科されたが、国際スポーツ仲介裁判所(CAS)は処分の延期を発表。逆転で出場可能となった。ペルー代表の国民的英雄に注目しないわけにはいかないだろう。
リオネル・メッシ
アルゼンチン代表
あとはW杯優勝を果たせば完全無欠だ。C・ロナウドが初戦で3得点の大暴れを見せただけにメッシにも期待が寄せられる。大会前に「今大会の結果で、最後のワールドカップになるか決めるよ」とコメントしている。
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