スペイン代表の新監督に急遽就任したイエロ氏、チームの結束を強調

急遽スペイン代表監督に就任したフェルナンド・イエロ氏　写真提供:sefutbol.com

　スペイン代表の新監督に就任したフェルナンド・イエロ氏は、顔を上げて歩くしかないとチームの結束を強調した。14日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

　いよいよ日本時間本日深夜に2018年のFIFAワールドカップは幕開けとなる。世界各国の厳しい予選を見事に通過した32ヶ国によって、およそ1ヵ月にわたり夢の優勝を懸けた戦いがロシアの地で繰り広げられる。

　ただ、開幕直前に驚きのニュースが飛び込んできた。先日、来季からレアル・マドリードで指揮をとることが発表されたフレン・ロペテギ監督がスペイン代表監督を突如解任されたのだ。そして、新監督にフェルナンド・イエロ氏が急遽就任することも併せて発表された。

　あまりにも突然な出来事に世界中が驚いたが、イエロ新監督は記者会見にて次のように語り、前を向いて進み続けるしかないとチームの結束を強調した。

「選手たちはW杯を心待ちにしている。くよくよしている暇などないし、ポジティブにならなければならない。限られた条件の中で、選手と共に歩み続けるしかない。我々は戦うためにロシアへやってきた。チャンスを逃さないためにも、集中しなければならない」

　スペイン代表は、日本時間16日にポルトガルと、21日にイランと、そして26日にモロッコとグループBで戦うことになっている。