今季終了後にレアル・マドリード指揮官を退任したジネディーヌ・ジダン氏は当面監督業を行わないプランを明らかにしているようだ。13日、スペイン紙『アス』がこれを伝えている。
ジダン氏は2016年1月に当時マドリードを指揮していたラファエル・ベニテス氏の解任に伴い、監督に就任するとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやウェールズ代表FWガレス・ベイルなど数多くのタレントをグループとしてまとめる手腕を発揮し、見事チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を成し遂げていた。
ただCL3連覇直後の5月31日に突然、今季限りでクラブを去ることを公式発表し、ファンに大きな衝撃を与えていた。そしてマドリード首脳陣はそのジダン氏の後任には現在スぺイン代表を率いるフレン・ロペテギ監督が就任することを日本時間13日に発表している。
またジダン氏の今後を巡っては、フランス代表やカタール代表監督就任の可能性が取りざたされていたものの、「今は休む時だ。この後どうなるのかについては知らない。現時点で最も重要なのは休むという決断を下したことだ」と語っており、自身の今後については全く考えてないことを明かしている。
現役時代にはユベントスやマドリードで数多くのタイトルを獲得し、同じくマドリードで華々しい監督キャリアを過ごしていたジダン氏だが、もしかすると少しはかり周囲のプレッシャーから解放されたいという気持ちがあるのかもしれない。
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