オセアニアサッカー連盟(OFC)に加盟しているトンガのU-19代表が同国史上初となる“予選突破”という快挙をOFC・U-19チャンピオンシップにて成し遂げた。4日、OFC公式サイトが伝えている。
U-19トンガ代表はサモア、クック諸島、アメリカ領サモアとの総当たり戦による予選にてクック諸島とアメリカ領サモアを破り、勝ち点6で並ぶサモアと最終戦で激突。1位のみが獲得するOFC・U-19チャンピオンシップ本戦への出場権を賭けて臨んだこの一戦を1-1の引き分けで終え、勝ち点で並んだものの得失点差で「1」ゴール上回り、見事8月にタヒチで行われる本戦への出場権を手にしている。
なおトンガは日本時間5月17日に発表されたFIFAランキングで207位と最下位に沈んでおり、もちろんOFC加盟11か国の中でも最下位というフットボール界における“最弱国”である。また全世代含めてFIFAやOFC主催の大会では今まで一度も予選突破を果たしたことがなく、今大会のU-19代表は同国のフットボール史に名を刻んだこととなった。
そのU-19トンガ代表は今年8月にタヒチで開催される本大会でオセアニアの強豪ニュージーランド、タヒチ、そしてパプアニューギニアと総当たり戦を行う。果たしてこの本大会でもトンガ代表は“ジャイアント・キリング”を果たすことができるのだろうか。
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