イングランド代表は日本時間3日未明にロンドンのウェンブリー・スタジアムでナイジェリア代表と対戦し、2-1で勝利を収めた。
空席が少々目立つフットボールの“聖地”での一戦は、ホームのイングランド代表が開始早々の5分、FKからトッテナム・ホットスパーのDFキーラン・トリッピアーがゴール右隅を狙いナイジェリアゴールを脅かすと、直後の6分、右サイドのCKからチェルシーのDFガリー・ケイヒルがナイジェリアDFに競り勝ち頭で合わせると、これがゴールネット右上を揺らす。
先制に成功したイングランド代表はその後も主導権を握り、度々決定機を演出すると39分、マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングからのパスをトッテナム・ホットスパーのFWハリー・ケインがペナルティエリア手前で受け、思い切り右脚を振り抜くとこのグラウンダーの強烈なシュートはゴールネット左隅に突き刺さり追加点を奪う。
前半終了直前という良い時間帯に追加点を挙げ、2点リードで折り返したイングランド代表だったが、その後半の立ち上がりの47分、アーセナルのFWアレックス・イウォビがポストを叩いたシュートのこぼれ球をそのままダイレクトで押し込み、1点差に詰め寄る。
ただその後は両チーム総じて相手ゴールに迫るようなチャンスを演出することができず、試合はそのまま2-1で終了している。
なおイングランド代表はこの後、8日未明にコスタリカ代表との強化試合を行い、ロシアW杯本大会に臨む。その本大会のグループステージではチュニジア代表、パナマ代表、ベルギー代表との対戦を控えている。
コメントランキング