今季までナポリで指揮を執ったマウリツィオ・サッリがチェルシーの新監督に就任しない見込みだと2日、英『スカイスポーツ』が報じた。
先月には監督就任でチェルシーと個人同意したと報じられていたサッリは、クラブがナポリの要求する違約金を支払えばアントニオ・コンテ現監督の後任に就くと見られていた。
しかしサッリは指揮官としての手腕が高い評価を得る一方、その言動で何度か問題を起こしている。最近では1月に同性愛嫌悪的な行為を行ったとして、罰金と2試合のベンチ入り処分を受けている。
他にもユヴェントスのサポーターに対する侮辱的なジェスチャー、女性ジャーナリストへの性差別的な発言などの過去の問題行動を、チェルシーは快く思っていないようだ。
サッリの立場が後退したことで、退任が濃厚なコンテの後任が誰になるのかは不透明な状況となっている。
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