Jリーグ 浦和レッズ

14位に沈む浦和レッズ、得点力不足解消へ中島翔哉同僚の獲得発表

 浦和レッドダイヤモンズは30日午前、FW中島翔哉所属のポルティモネンセSCからFWファブリシオ・ドス・サントス・メシアスの獲得を公式発表した。

 J1リーグ第15節・ガンバ大阪戦を0-0の引き分けでを終え、勝ち点17の14位と依然として上位争いに加わることができていない浦和レッズはかつて鹿島アントラーズ指揮官として史上初となるJ1リーグ3連覇を成し遂げた実績を持つオズワルド・オリヴェイラ氏の招聘(しょうへい)以降もリーグ最少の12得点と決定力不足に喘いでおり、リーグ戦で1勝2分3敗と結果が伴っていない。

 これを受け、後半戦での巻き返しを図るべくFW興梠慎三に続くストライカー獲得を目指していた浦和レッズ首脳陣は、かつて2016年にレンタル移籍で鹿島アントラーズに在籍していたファブリシオの獲得を決めている。

 同選手は浦和レッズ加入について「このたび、日本のビッグクラブであり、大きな力を持つ浦和の一員になれたことをとても嬉しく思っています。みなさんの協力のもとで、この素晴らしいクラブ、ファン・サポーターの方々の期待に応えられるよう全力を尽くして貢献をしていきます。よろしくお願いいたします(浦和レッドダイヤモンズ公式サイトより抜粋)」とコメント。再びJリーグでプレーできることに対する喜びをあらわにしている。

 なおファブリシオは今季、FW中島翔哉とともにポルティモネンセで主力として公式戦33試合に出場し、16ゴール7アシストをマークしている。果たして浦和レッズが抱える得点力不足解決に向けた起爆剤としてチームに溶け込み、埼玉スタジアムのピッチ上で好パフォーマンスを披露することはできるのだろうか。