リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは日本時間27日未明に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦で前半に負傷退場したものの、本人はワールドカップ・ロシア大会への出場に自信を示しているようだ。28日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。
サラーはCL決勝で先発出場を果たしたものの、26分にマドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの競り合いの際に右腕を巻き込まれる形で転倒。30分に涙を流しながらピッチを後にしていた。また試合後にユルゲン・クロップ監督が「(サラーの負傷は)非常に深刻なものだ、本当に深刻だ」とコメントを残すなど、ロシアW杯出場が微妙であるという見方があった。
しかし同選手はキエフ市内の病院におけるX線検査の結果、筋肉系に負傷は見当たらないことがリバプールのメディカルスタッフによって確認されており、エジプトサッカー協会(EFA)もロシアW杯出場が可能であるという公式声明を出していた。
そしてサラー本人も日本時間27日深夜にCL決勝後初めて自身のSNSを更新。この中で同選手は「(CL決勝の日は)非常にタフな夜だったけど、僕はファイターだ。このようなことがあっても、誇りを見せるためにロシアでプレーすることに自信を持っている。みんなの愛情やサポートは僕がより強くなるために必要なものだよ」とコメントを残すなど、4年に1度の大舞台のピッチに立つことに対する強い決意を見せているようだ。
確かにキエフでの大一番ではサラーやリバプールにとっては残念な結果に終わったが、同選手の視線はすでにロシアへ向けられているようだ。
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