UEFAチャンピオンズリーグ決勝で2得点を決め優勝に貢献したレアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルが、今夏の退団を示唆した。26日、英『BBC』が報じている。
現地時間26日に行われたリバプールとの決勝戦に61分から途中出場したベイルは、そのわずか3分後に見事なオーバーヘッドでチームの2点目となるゴールを決めた。さらに試合終盤には相手GKロリス・カリウスのミスを誘うロングシュートで、マドリードを3-1の勝利に導いている。
しかし試合後、ベイルは「毎週プレーする必要があるが、今シーズンはそれが実現しなかった」と話し、出場機会の少なさに不満を感じていることを明かした。
「開幕から5~6週間の頃に怪我があったけど、それ以降はフィットネスは問題なかった」
マドリードとの契約は2022年まで残っているが、最近はバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されている。
ベイルは「この夏に代理人と話し合わないといけない」と語り、移籍の可能性を探ることを示唆した。
「(CL決勝での)先発にふさわしかったと思うし、そうならなかったのはもちろん大きな失望だったけど、決めるのは監督だよ」
また今季のチームについては「リーグは残念だったけど、チャンピオンズリーグを優勝できたので最終的には素晴らしいシーズンになった」と、その成果に満足感を示した。
同様に退団を示唆したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと合わせ、マドリードのスター2人の去就は大きな注目を集めそうだ。
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