日本サッカー協会は14日、ワールドカップロシア大会に出場する日本代表の予備登録メンバー35人を決定した。欧州でプレーする海外組19名の所属クラブにはすでに通知を送っていると見られているが、シーズン中であるJリーグのクラブには本戦登録メンバー発表まで通知されない見通しとなっている。そこで、今回は3月末に行われた欧州遠征の招集メンバーから外れたJリーガーを特集。逆転でロシアW杯の登録メンバーに滑り込む可能性がある選手をご紹介する。
林卓人
所属:サンフレッチェ広島
ポジション:GK
14試合終了時点で失点わずか6。Jリーグでは毎試合ベストパフォーマンスを披露し、広島の強固な守備を最後尾で支えている。今季のJリーグベストイレブン入りも濃厚だ。
奈良竜樹
所属:川崎フロンターレ
ポジション:CB
絶対的な1対1の強さを誇る川崎のCB。昌子源とともにJリーグでは圧倒的なハイパフォーマンスを披露している。代表入りを果たしてもなんら不思議ではない。
大井健太郎
所属:ジュビロ磐田
ポジション:CB
3バックの中央に陣取り、的確なカバーリングで磐田の守備を支えている。今季は代表選出に値するハイパフォーマンスを披露している。
室屋成
所属:FC東京
ポジション:RSB
今季は長谷川健太監督のもとで大きく成長。思い切りの良い攻撃参加に加え、味方と連携した組織的な守備を敢行。カタールW杯では主力として活躍が期待される選手だ。
吉田豊
所属:サガン鳥栖
ポジション:LSB(RSB)
彼なら長友佑都のバックアッパーを十分にこなせるだろう。両サイドバックでプレーできるはず。攻守両面で活躍することのできる貴重な選手だ。
山中亮輔
所属:横浜F・マリノス
ポジション:LSB
試合を劇的に変化させられる貴重な選手だ。強烈なミドルシュートに加え、ピンポイントで合わせられる高速クロス。攻撃参加のタイミングは抜群で、代表で活躍できる実力を備えている。
青山敏弘
所属:サンフレッチェ広島
ポジション:DMF
的確なポジショニングで守備ブロックを形成。首位広島をキャプテンとして牽引している。前線の選手に指示を出しながら、ボールを組織的に奪取出来るのは大きな武器だ。日本代表復帰に期待がかかる。
田口泰士
所属:ジュビロ磐田
ポジション:DMF
日本屈指のプレイメーカー。今季はビルドアップだけでなく、ファイナルサードに侵入してゴールに絡むプレーを見せており、プレーの幅が広がった印象だ。代表入りも十分に考えられる。
橋本拳人
所属:FC東京
ポジション:DMF
幅広いエリアをカバーできる身体能力がありながら、組織的な守備ブロックを形成できる貴重なプレイヤーだ。日本代表にふさわしい高い能力を持っている。
原川力
所属:サガン鳥栖
ポジション:CMF
フィッカデンティ監督の指導で守備の強度は確実に向上した。守備でハードワークをこなしながらも、攻撃で違いを生み出せる貴重なプレイヤーだ。
金子翔太
所属:清水エスパルス
ポジション:RMF
右サイドハーフながら、ここまで日本人2位タイとなる6ゴールを記録。守備でハードワークしながら得点を奪える貴重な選手だ。ただ、海外組が多い攻撃陣に割って入るのは簡単ではない。
伊東純也
所属:柏レイソル
ポジション:RMF
今季のJリーグで圧倒的なパフォーマンスを披露している。日本代表ではスーパーサブとしての起用法も考えられるだろう。彼のドリブルとスピードは試合の流れを変えるのに役立つはずだ。
柏好文
所属:サンフレッチェ広島
ポジション:LMF
加速力を活かしたドリブル突破と守備のハードワークで広島の躍進に貢献。4-4-2の左サイドハーフのポジションでは日本人屈指の選手だ。
川又堅碁
所属:ジュビロ磐田
ポジション:CF
得点感覚に優れた野性味溢れるストライカー。少ないチャンスでゴールに結びつけられる「決定力」を持っている。名波監督も代表に推薦するなど、代表入りへの期待は高まっている。
永井謙佑
所属:FC東京
ポジション:CF
爆発的なスピードは今季も健在。相手を追い回す守備は驚異となり、好調FC東京を支えている。前線から激しいプレッシングをかける戦術を志向するのであれば、間違いなく彼がファーストチョイスになるだろう。
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