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著者:チアゴ・ボンテンポ(翻訳者:マリオ・カワタ)
もし今季のJ1が今終わるとしたら、パトリックはMVPの有力候補だろう。ブラジル人ストライカーはますますサンフレッチェ広島にとって欠かせない存在になっており、土曜日のベガルタ仙台戦で2得点を決めたことで今季のゴール数を10に伸ばし、得点ランキングのトップに立っている。
「ゴール数に関して言えば、間違いなく今がキャリアで最高の時期だね」と語るパトリックは、サムライブルーのユニフォームを身にまとう夢についてもフットボール・トライブに語ってくれた。
帰化の遅れ
2013年から日本に住むパトリックは、既に日本国籍を取得するための居住期間を満たしている。しかし問題は、その間に一度ビザが切れてしまったことだ。
「2016年にブラジルのメディアに日本への帰化に興味があるか聞かれたときに、日本のメディアはそれについて大騒ぎした。僕は国籍を取得して日本代表チームでプレーしたいと認めて、メディアもファンもそれを歓迎してくれた。日本代表のユニフォームに僕の名前を入れて、サインを頼んできたガンバサポーターさえいたんだ。残念ながらその後で怪我(右前十字靭帯損傷)をして、10月にブラジルに戻らなければならなかった。僕のビザは1月に切れることになっていたから、クラブのディレクターにビザを更新するようお願いしたけど、合意することができなかった。日本人はルールに忠実すぎることがあるから、ビザを更新したくなかったんだ。残念ながらそこでビザとそれまでの時間を失ってしまった」
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