リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSG、元ドルトムント監督トゥヘル氏就任「このクラブを国際レベルの最上位へ」

 パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、トーマス・トゥヘル氏の新監督就任を発表した。

 今年、リーグ優勝とフランス杯、クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランス・リーグカップ)の国内3冠を制したPSGは今シーズン限りで前指揮官ウナイ・エメリ監督の退任を明言していた。

 今回、PSGの監督に就任することが決まったトゥヘル氏はシュトゥットガルトやアウクスブルク、マインツの育成年代やBチームなどの指揮を歴任した後、2009年からマインツのトップチームを率いて日本代表FW岡崎慎司を指導。2015年夏にはドルトムントの監督に就任し、昨シーズンは日本代表MF香川真司と共にDFBポカール制覇。さらにはブンデスリーガ2位フィニッシュを成し遂げるも、昨年5月末に退任。2017-18シーズンはクラブを指揮することはなかった。

 監督就任にあたり、トゥヘル氏は「世界的に偉大なクラブであるパリ・サンジェルマンに加わることができて大きな喜びと誇り、そして野心を抱いている。素晴らしい選手たちと一緒に働くことを楽しみにしている。スタッフと共に、このクラブを国際レベルの最上位へと押し進める手助けをするために全力を尽くすよ。パリには大きな可能性があり、これは私にとって最も刺激的な課題だ」と抱負を語っている。

 ドイツで経験を積んだ44歳の指揮官は国内で圧倒的な強さを示すPSGを欧州の舞台で輝かせることは出来るのだろうか。