J1リーグ・FC東京は14日、日本代表FW中島翔哉のポルティモネンセ完全移籍を公式発表した。
昨夏に1年間のレンタル移籍でプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ加入していた中島は今季、公式戦32試合に出場しで10ゴール12アシストをマークするなど、加入1年目にしてチームの主力を担うほどの成長ぶりを見せている。また日本時間13深夜に行われたプリメイラ・リーガ最終節・パソス・デ・フェレイラ戦では先発フル出場を果たしたことに加え、2アシストで6試合ぶりの白星に大きく貢献している。
同選手はこの完全移籍決定について「この度、ポルトガルのポルティモネンセに完全移籍することになりました。FC東京では素晴らしいチームメイト、スタッフ、ファン・サポーターの方々とともにサッカーをすることができてとても幸せでした。チームとしてタイトルを獲るという目標は達成できませんでしたが、FC東京でプレーし、多くのことを学び、成長できたことにとても感謝しています。これからも精一杯サッカーを楽しんでいきたいと思います!ありがとうございました」(FC東京・公式サイトより抜粋)とコメント。6シーズンに渡り所属していたFC東京への感謝の意を述べている。
なお中島は今年3月に日本代表にも初招集されており、6月中旬から開催されるワールドカップ・ロシア大会出場メンバー入りへ大きく近づいているようだ。一方FC東京は今季、これまでタイトルを獲得してきたクラブがスタートダッシュに失敗する中で、北海道コンサドーレ札幌とともに上位をけん引し、Jリーグサポーターに大きなサプライズをもたらしている。
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